『季譜の花々』
今日は暖かかった東京です!いぇい!
さて、私は今日表参道にあるプロモ・アルテギャラリーにて開催していた
華展『季譜の花々』を見に行ってきました。
華道家である黒田幸陽さんの作品と共に、大森大祐さんが撮影した黒田幸陽さんの花々の写真が一緒に展示されておりました。
黒田幸陽さんは岡山にある「季譜の里」館内の花演出をしていらっしゃる方で、
岡山の里山に咲く花々と一緒に東京にいらしたそうです!
繊細さとダイナミックさ、斬新さが入り交じった作品は、色々な角度から眺めると表情が変わり、
何通りもの楽しみ方ができました。
そして目で楽しむだけではなく、花から香ってくる匂いを鼻で感じ、心地良い気分になりました。
ギャラリーには黒田さんもいらっしゃったので思わず質問しちゃいました。
「生ける際には、イメージが先にあってそれを形にしていくのですか?」という私の質問に対し
「持ったら5秒以内に生けます。時間が経てば、死んでいきますから。花器を見て、そこから生まれるイメージを大切にしています。
始めは葉や枝を。最後に花を添えます。」との事。
花器を見て、素材を持った瞬間に湧いたイメージが死ぬ前に生けてしまう…
だから作品にも躍動感、静の中にある動を感じるのでしょうか。
奥が深そうです。
残念ながらこちらの展示は今日でおしまいですが、また機会があったらこのような華展に足を運んでみたいと思います!